2024年度 学生企画研究
より良い
公教育とは
何だろう?
少子高齢化が進む中、日本各地では都市部の過密化と、地方の過疎化が進んでいます。
それにより、教育に関わっては、都市部において1学年300人規模の大規模校が設置されているのに対し、山間部や離島では、1学年1人という学校も珍しくはありません。
昨今の
公教育において
大切されていること
個別最適な学び
学習者の興味・関心、学習進度、課題に応じた学習方法や
教材を提供し、学習効果を最大化するアプローチ
協働的な学び
他者と協力し、対話や議論を通じて課題解決に取り組むことで、
コミュニケーション能力、協調性、多様な視点の獲得などを
促進するアプローチ
問題解決的な学び
自ら問題を発見し、それを主体的に解決していくことで、
批判的思考力、創造性、自律的な学習能力の獲得などを
促進するアプローチ
小規模校のほうが、
質の高い教育ができるのでは?
教員を目指す私たち学生の問い
これまでに受けてきた教員養成課程の授業を通して、私たち学生は、「人員とICT環境が充実した小規模校こそが、理想的な教育環境ではないか?」と考えてきました。
しかし、これまで小規模校での教育活動を目にしたことがなく、そこでの教育の強みや弱みを知っているわけではありません。
そこで、実際に夏休みに「奈良県川上村」にてフィールドワークを行い、そこでの暮らしや自然、教育を体感し、より良い公教育について考えるという探究学習に取り組むことにしました。
研究の流れ
①川上村に関する事前学習
調べ学習を通して、川上村のくらしや自然、教育等に関する知識を深めます。
またフィールドワークに向けて、学生ごとに「問い」を設定します。
②川上村フィールドワーク
川上村のくらしや自然、教育を実際に体感し、へき地・小規模校の教育の強みや弱みについて考えます。
③より良い公教育を
実現するために
より良い公教育にするために、具体的にどのような授業を運営することが重要かを考え、プレゼンテーションを行います。
課題の設定
情報の収集
整理・分析
まとめ・表現
川上村ってどんなところ?
2024.7.10 これまでの学習より、2つの探究グループを決定!
2つの探究グループ
事前学習においてメンバーから出てきた「問い」をもとに、2つのグループを決めました。
「キャリア教育」チーム
川上村の子どもたちにとって、どのようなキャリア教育が最適なのか、フィールドワークを通して探究します。
「新たな教育方法」チーム
川上村の子どもたちにとって、どのような教育方法を実現させることが重要なのか、フィールドワークを通して探究します。